42: ◆DRWAQA1PyQ[sage saga]
2017/08/01(火) 01:23:24.28 ID:ljl2HqSN0
陽炎「……
……
……はー」
僚艦「フラれちゃいましたね。完堕ちしたかと思ってたら、まさかな結果とは」
陽炎「何度も言うけど、そこまでして人の逢い引き覗きたいってどうなの?」
僚艦「生まれつきの性なんでどうしようもないんですよ。ほんと生の観察するのは堪んない」
陽炎「だからってクローゼットに何時間もいないわよ。だいぶ狂ってるわ」
僚艦「ころころ相手替えて弄んでる陽炎さんに言われたくは」
陽炎「あ?」
僚艦「ごめんなさい、ごめんなさい! 言われっぱなしが悔しくて、言い返しただけで本気じゃないですから!
後生ですから、黙っててください! あと覗かせるのもまた許してください〜」
陽炎「ったく、いいわよ」
僚艦「ありがとうございます、陽炎さん。もう感謝の極みですよー」
話戻しますけど、今回の子って、そんなに可愛い子でしたか?」
陽炎「思い出は綺麗なもんよ。可愛く見えなくたって、愛おしいの。少しぐらいお馬鹿でも気にならないくらい」
僚艦「辛辣〜。どうせ次の子に気が移れば名前も忘れるくせに、お熱ですね」
陽炎「なーにいってんのよ。まだ次の子は探さないわよ」
僚艦「へ? あんだけ、手応えなしだったのに続けるんですか?」
陽炎「当たり前じゃない。やられたから他の相手に替えるとか、情けないじゃない。舐められるわ。
それに、惚れさせるのが楽しいのよ。初心な子もいいけど、嫌々な子ほど良いんだから」
僚艦「最低のクズ過ぎます。……でも分かっちゃいます、そういうの」
陽炎「餌と散歩頂戴の犬になったら知らないけど、面白い内は逃すなんてしないわよ」
僚艦「火が付きましたねー」
陽炎「それに、あの子はわたしの妹なのよ」
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