千歌「カタストロフィ…か」
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223: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2017/08/12(土) 01:03:20.49 ID:J7Obj3h10

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〜数分前 宇宙船内 大広場〜



にこ「――にしても、終わってみれば呆気ない戦争だったわね?」

絵里「事前の備えと国境を越えた協力があってこその勝利だと思うわよ?」

にこ「そうだとしても、異文明との戦争が数日で終わるものなの? てっきり年単位で続くものだと覚悟していたわ」

希「早く終わるに越した事ないやん」

にこ「そうね。ガンツが乗っ取られた時はどうなる事かと思ったけど」


ことり「あっちでアメリカチームと中国チームが戦っているけど…ほっといていいの?」

真姫「問題無いでしょう? 向こうの残りの兵力はあそこにいる数人だけ。戦っているのは穂乃果並の化け物が揃ったトンデモチームなんだし」

花陽「た、確かに…あの人たち強いよね。敵の方も私じゃ絶対に勝てないくらい強いのに、それをわざわざ一対一で相手しているんだもん」

凛「でも真姫ちゃん、穂乃果ちゃんを化け物って言うのはどうかと思うよー」

真姫「でも事実でしょ?」

海未「凛の言う通りです。穂乃果が化け物ですって? それでは化け物が余りにも可哀想です!」

穂乃果「……海未ちゃん? それって擁護したの? それとも馬鹿にしたの??」




絵里「結構長い事並んでいるけれど、中々順番が回って来ないわね」

真姫「動いているガンツがアメリカチームが持ってきた一台だけだからね。そりゃ時間もかかるでしょ」

凛「もうすぐ家に帰れるのか〜」

海未「全員で無事に帰る事が出来るのは幸いですね」

花陽「危ない場面もたくさんあったから良かったよ…」フゥ

希「にこっちなんて何度も死にかけたやん?」ニシシ

にこ「はぁ!? そんなわけ無いでしょう!!」

真姫「…少なくとも私は3回助けたわよ?」

凛「私は2回!!」

花陽「わ、私も……」

にこ「ウソでしょ…私が気付かなかった内にどんだけ死んでいるのよ……」

ことり「ま、まあ…その為の仲間なんだし」アハハ


凛「危ない場面が多かったのは、やっぱり千歌ちゃんがいなかったからかな?」

絵里「うーん…確かに、千歌がいたらもっと楽に倒せた場面も多かったかも」

穂乃果「でも、千歌ちゃんには……」

絵里「あ、別に穂乃果を責めているわけじゃ無いわ。千歌をあっちに向かわせる事は全員納得の上だったんですもの」

希「それでも千歌っちが抜けた穴は大きかったね」

真姫「絵里の次位に強いんじゃない?」

絵里「海未とずっと訓練していたら嫌でも強くなるでしょ……」



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