千歌「カタストロフィ…か」
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212: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2017/08/12(土) 00:49:31.08 ID:J7Obj3h10


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ルビィ「――い、伊波さん……どうしてここに…?」

執事「皆さんが着けているその端末には、リアルタイムでバイタルチェックする機能が備わっています」

執事「万が一、ピンチに陥った時にガンツの転送機能を使って駆け付ける算段でしたのですが……ルビィ様以外の反応が一斉に消失するという異常事態が発生しました」

ルビィ「それは……」

執事「ああ、大丈夫よ? 事態の経緯は把握済みです」

執事「でもここまで来るのは本当に大変でした…道中至る所で星人や侵略者に絡まれましてね。予定より大幅に遅れてしまいました」



――グチュ…グチュ……



Xガンによりバラバラになった星人の肉片が奇妙な音を立てながら徐々に大きくなっていく。次第に肉片は生物の形となり元の姿を取り戻しつつあった。



ルビィ「!? さ、再生してる!?」

執事「…まあ、想定通りですよ」

イザベラ「お、おい…どうする……つもりだ?」ゼェ…ゼェ…


執事「ルビィ様は今すぐ目的地に向かって下さい。私はあの星人を出来るだけ早く処理して、イザベラ様の治療を行います」

執事「――皆様を救えるのはルビィ様だけです。さあ、行って!!!」

ルビィ「…はい!!」ダッ


ルビィはマンションへ向けて走り出す。

鞠莉の執事である伊波がどうしてXガンを持っていたのか
そもそも、ここまで来るまでに遭遇した敵はどうやって倒したのか

分からない事は沢山ある



ルビィ(それでも…今は信じるしかない! 私は、自分のやるべき事を絶対にやり遂げるんだ!!)



最初の角を曲がり、姿が見えなくなった所で
執事は星人の方向を向きなおす



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