千歌「カタストロフィ…か」
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16: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2017/06/18(日) 01:00:12.94 ID:eX5gz9H+0
梨子「……はい!?」

ダイヤ「そ、そんな事が可能なんですか!?」


鞠莉「ほんっと、大変だったんだよ? ラストミッション後、ガンツにパソコン繋いで、毎日毎日一人で黙々と解析していたんだからね! 理事長の仕事もちゃんとしながら」

ルビィ「す、凄い…」

鞠莉「『コール、ガンツ』の掛け声の後に、転送したい対象と場所を言えばガンツが転送をしてくれる」

曜「おお!」

鞠莉「転送出来るのは、この装置を付けた人を中心に3メートル以内の人間とその人が身に着けている物だけよ」

梨子「転送できる場所は?」

鞠莉「一応、地球上どこでも転送できると思う。例えば、この場所に転送して欲しかったら『コール、ガンツ、浦女の理事長室に転送しなさい』って言えば大丈夫だと思うわ」

梨子「なるほど、転送したい場所を言えばいいんですね」


花丸「…あれ?」

ルビィ「どうしたの、花丸ちゃん?」キョトン

花丸「この装置を使えば、ガンツの転送機能が使えるんだよね?」

鞠莉「ええ、そうよ」


花丸「だったら、どうして転送機能でみんなを連れてこなかったの? そうすればわざわざヘリやリムジンなんか使わなくても楽に連れてこられたのに」

鞠莉「それは…」


善子「…馬鹿ね、ずら丸」ムクリ

花丸「善子ちゃん?」

善子「装置を身に着けてないと転送機能は使えないのよ? さっきまでこれを持っていない私達がどうやって転送でここに来られるって言うのよ」

花丸「でもでも、装置を付けた人が迎えに行けばいい話ずら。こんな便利な機能があるなら、使わない理由が無いよ」

善子「……確かに」



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