千歌「カタストロフィ…か」
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17: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2017/06/18(日) 01:01:09.30 ID:eX5gz9H+0
花丸の問いかけに、全員が同じ様な疑問を抱く

明るい表情で装置の説明をしていた鞠莉の表情が暗くなった。



鞠莉「そうね…これには二つ理由があるわ」

理亞「二つ?」


鞠莉「まずは、さっきも言った通り今の今まで最終調整をしていたから。装置が未完成だった訳だから、使えないのは当然でしょう?」

花丸「それはまぁ……」

鞠莉「もう一つは……ガンツの転送機能がまだ使用出来ないからよ」


ダイヤ「…使用できないですって? それにしては、随分詳しく説明していましたけど」

鞠莉「それは、ガンツを解析して私が設定したものを説明しただけよ。残念ながらまだ実験はした事がないから本当に転送が出来るか、正直分からない」

果南「うーん…イマイチ理解出来ないんだけど、そもそもどうしてまだ使えないのさ?」

鞠莉「ガンツの機能全てにロックが掛かっているのよ」

果南「ロック? 解除出来なかったの?」

鞠莉「その気になれば無理やり解除出来るかもしれないけれど、下手な事して本当に使えなくなったら困るし。それに……」

善子「それに?」


鞠莉「このロック、解除される時間が設定されていたの。…恐らくこの解除される時間が、カタストロフィ当日だと思う」

果南「……っ」


聖良「……それで、その解除される時間というのは…いつ頃になるんですか?」





鞠莉「――今日の午前0時、カタストロフィは明日訪れるって事よ」





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