P「アイドルマスターと」あやめ「シンデレラガール」
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81: ◆LwyZOMDa4U[saga]
2017/06/26(月) 20:22:59.23 ID:bkOazruL0
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......逃げるな、現実から、自分のやったことから。

...目を開ける。ここは...そうか、休憩所で寝てたのか。
頭が痛い。相変わらず俺を責める声が聞こえる。
とにかく、今は仕事だ...仕事をしていれば、声も気にならない。
そう思い、扉を開ける。そこには、あやめ達がいた。


P「...あやめ?どうして...今日はオフじゃ...」


あやめ「...申し訳ありません。友殿から聞きました。P殿の中学での事」


あやめの言葉を聞いた瞬間、俺は逃げ出そうとする。嫌だ。あやめにも嫌われるのか、俺は。
だが逃げ出そうとした俺の肩を誰かが掴む。そしてそのまま引っ張られ...

バチンッ!

...事務所内に小気味良い音が響いた。


未央「ちょ、ちょっとしぶりん!」


卯月「頬を叩くなんて、そんな...!?」


凛「...少しは目が覚めた?」


P「...凛さん」


凛「...私にはこれぐらいしかあんたにできることはない」


CoP「...だが、お前ならこれだけでも十分だろ?」


PaP「自信を持て、P!」


P「...」


ありす「...Pさん、言いましたよね。裏切られることもあるけど、そうでないことの方が多いと...私たちはその、[そうでないこと]にはなれませんか?」


P「ありす...」


あやめ「...P殿はいつもわたくしを支えてくれました。...だから、P殿もわたくしを頼ってください!...わたくしはP殿を必ず受け入れます。いえ、ここにいる皆さんが、P殿を受け入れます!」


未央「え、私たちも?」


卯月「ちょ、ちょっと、未央ちゃん!」


P「...なんだ、そうか」


こんなに、簡単な事だったのか。
俺は、ずっと人が信じられなかった。だから、人に頼ることをしなかった。
それに、先輩が死んだとき、俺は自分のせいだって追い詰めて。だから死ぬときは誰かの役に立ってから死にたいって思って、今まで頑張ってきた。
でも、それはただ逃げていただけだった。現実に向き合わないまま、死のうと思ってただけだ。



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