P「アイドルマスターと」あやめ「シンデレラガール」
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78: ◆LwyZOMDa4U[saga]
2017/06/25(日) 22:13:09.82 ID:uuobZfLo0
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...結局、あれから一睡もできなかったな。
時間は七時か。898プロに行こう。あそこに行けば仕事が見つかる。


P父「P?...おい、どこに?」


ああ、なんだ五月蠅いな。スーツなんだから898プロに決まってるだろ?


P父「おい!」


行ってきます。


...目が霞むな。体も思うように動かない。
でも、俺は行かなくちゃいけない。俺みたいなゴミ屑な人間は死んでも誰かの役に立たなきゃいけないんだ...
震える手で898プロの事務所の扉を開ける。ここまでどうやって来たかなど、もはや覚えていない。

...みんなが見える。みんなが、あやめが遅れた俺を非難している。
挨拶しなきゃな。


P「おはよう...ございます」


笑顔作らなきゃ。......あれ、地面を見てる?
...ああ、転んだのか。全く使えねぇなぁこいつは。
ふと顔を上げると誰かが何かを言っていた。


「やはり...こいつは、もう使えないな」


...嫌だ、どんなに死に体でも、これだけは諦めたくない...!


P「待ってください!」


P「大丈夫です。少し休めば問題ないですから...」


「だが、そうはいっても...!」


P「いいんです!俺に構わないで下さい...」


もう、自分でも何を言っているかわからない。支離滅裂だ。
でも呪言の様に頭に俺を責める声が聞こえてくる...
嫌だ。死んで、ここから逃げたい。
でもそれは許されない。先輩に申し訳が立たない。

...俺はまだ、何もできてないのだから。


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