P「アイドルマスターと」あやめ「シンデレラガール」
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◆LwyZOMDa4U
[ saga]
2017/06/20(火) 19:47:52.68 ID:K/bllMQc0
898プロへの一本道まで来るとあやめが口を開く。
あやめ「あ、あの...プロデューサー殿、そろそろ手を放していただけると...」
P「あ、ごめん」
あやめ「どうしてそんな急いでいるのです?」
P「あやめ...学校では俺の事をプロデューサーって呼ぶなって言っただろ?」
あやめ「...あっ」
あやめはどうにも注意が足りないようだ。
あやめ「でも、どうして知られてはいけないのですか?」
P「それは...」
言葉に詰まる。...俺はどうして知られたくないんだろう?
あやめ「別にいいではないですか!様々な方に知っていただきましょう!」
P「うーん...まぁ人気になれば自然とみんなにも知ってもらえるんだし、それでよくないか?」
今度は自然と言葉に出せた。
あやめ「...それもそうですね!」
あやめも納得してくれたようだ。
...それにしてもなぜ俺がプロデューサーだという事がばれるのが嫌だったんだろう。少し胸に突っかかった。
898プロに着くとあやめをレッスン場まで送り、俺は事務所に向かった。
事務所にはPaPさん達プロデューサー三人衆がいた。
P「先輩方、休憩ですか?」
PaP「おっす、学校お疲れ!」
P「ちょうどよかった。少し聞きたいことがあるんですけど...」
そうして俺は悩みをPaPさん達に打ち明ける。それを聞いたPaPさん達は、難しい顔をした。
PaP「うーん、何度も言ってると思うがまだ一か月なんだ、そこまで悩む必要はないと思うぞ?」
CuP「僕たちも最初はそんなもんだったし、何より君はまだ学生だしねぇ...」
P「いや、駄目なんです!もっと頑張らないと...!」
CoP「...うむ」
CoPさんは一人納得しているようだった。
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