P「アイドルマスターと」あやめ「シンデレラガール」
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28: ◆LwyZOMDa4U[ saga]
2017/06/18(日) 15:24:57.54 ID:gOIwCwrL0

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...ここは?
俺は今、砂浜に立っている。周りに人はおらず、どこまで見ても、あるのは砂と海だけだ。
なぜこんなところにいるのだろう...こんなところに来た覚えはないんだけどな。
そう考え込んでいると声がした。その声は近いようでとても遠い。


あやめ「...プロデューサー殿!」


声のする方へ振り向くと、そこには浴衣姿のあやめが立っていた。


P「あ、あやめ?その姿は?」


あやめ「...?何を言っておられるのですか?プロデューサー殿がお祭りに行こうと言ったのですよ!」


...お祭り?
その瞬間。周りにはさっきの何もない砂浜ではなく、
祭りにあるような屋台がいくつも並んでいた。


P「...へっ!?」


あやめ「......P殿」


急な変化に驚きを隠せていなかった俺だったが、あやめの声を聴き
再びあやめの方へ振り向く。あやめの後ろでは花火が上がっており、
火花のきらめきがとても綺麗だった。
あやめは俺の手を掴み、花火を背にしてこう言った。いつも見せてくれていた太陽のような輝きを持つ笑顔ではなく、
崖に咲く一輪のアサガオのような、明るいようでとても儚い笑顔で。


「わたくしの手を、離さないでくださいね」





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