P「アイドルマスターと」あやめ「シンデレラガール」
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25: ◆LwyZOMDa4U[ saga]
2017/06/17(土) 20:32:57.23 ID:VsHFjpXO0

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帰り道。俺はあやめと昔一緒に歩いていた道を通っていた。
あの時からあやめと会うのを避けていた俺はこの道を通っていなかったため、
懐かしく感じられる。


あやめ「それで、話とは?」


P「ああ、それはだな...」


P「あやめ...アイドルになる気はないか?」


あやめ「アイドル、ですか?」


おっ、ちゃんと言えるようになってるな。


P「ああ、昔言ってただろ?アイドルになりたいってさ」


あやめ「...覚えていてくれたのですね!嬉しいです!」


...まぁ、あれは忘れられないだろう。いろいろありすぎて。


あやめ「誘ってくださったという事は、P殿も...?」


P「ああ、俺もあやめのプロデューサーになれると思う」


あやめ「本当ですか?やった!」


あやめは無邪気にはしゃいでいる。可愛い奴め。
...だが、まだ話すことはある。
俺は無意識にあやめから目を背けていた。


P「あやめ..だが、俺と一緒にやるには一つ条件があるんだ」


あやめ「条件とは?」


P「デレフェスだ、知ってるだろ?」


あやめ「はい!もっとも素晴らしいアイドルを決める大会の事ですよね?」


P「ああ、その大会が二年後にある。
...その大会で優勝するのが条件だ」


あやめ「...えっ?」


...顔が見れない。


P「それができなければ、俺はプロデューサーを辞めることになるし、
あやめももうアイドルができなくなる...」


そこまで言うと、俺はあやめの顔を恐る恐る見る。あやめは今どんな顔を
しているだろうか。悲しむ顔は見たくない。


...だが。あやめは、笑顔のままだった。


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