伊織「おいしい物が食べたいわね」
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5:名無しNIPPER[saga]
2017/06/14(水) 23:50:49.91 ID:fCguc1zKo
真「もうちょっと現実的にさ。そうだな‥‥お昼とかに、あずささんがカップ麺か何か食べようとしてるとこに、こっそり近付いて」

千早「こっそり近付くのが基本形なの?」

真「で、テーブルに乗ってるカップ麺を、ぬええええい! ガッ! バシャー! って」

伊織「だからそれ、誰でも怒るでしょ! 何? あずさを怒らせるには、ちょっと頭おかしくなんないといけないの?」

千早「あ、それじゃあ」

響「ん?」

千早「疲れたあずささんが、事務所で仮眠してるところにこっそり近付いて」

真「出た。こっそり近付いて」

千早「この辺り、こう‥‥首の下辺りからみぞおちの下辺りまでを、私と入れ替えるっていう」

伊織「誰でも怒るでしょ!」

千早「なんでよ!」

真「あははは!あっははははは!」

響「何、その無駄に息ピッタリなコンビプレイ」

千早「水瀬さんは? この中だと一番あずささんの事知ってるんじゃない?」

伊織「そうねえ。あずさが怒りそうな事‥‥こう‥‥何がいいかしら‥‥あ、モスバーガーあるじゃない」

響「うん」

伊織「あれを、包み紙無しの状態で一個食べて、そのままあずさの顔面を撫で繰り回すっていうのは?」

響「あははは! 嫌すぎる!」

真「いきなり顔撫で回されるだけでも嫌なのに、モス食べてギットギトになってる手で」

千早「でもそれ、どちらかというと、普通の人なら怒るけどあずささんなら万に一つ怒らない可能性があるかも知れない事、じゃないかしら?」

伊織「んふっ、長い」

響「こんな会話プロデューサーか律子辺りに見られたら、すっごい嫌な顔するんだろうなぁ」

真「あ、プロデューサーといえば、さっき車でさ「やっぱり響か伊織の代わりに、美希か貴音にするべきだったかなぁ」って言ってたけど、心当たりある?」

伊織「さあ。仕事の割り振りとかじゃないの?」

響「色々大変なんだね」

真「あ、それと、「もし何か食べに行く事になったら、鍋と焼肉は避けてくれ」って伝えるように言われたよ」

千早「よくわからないけど、わかったわ」

響「色々大変なんだね」

伊織「それにしても、お腹空いたわ‥‥」

響「ああ、ご飯食べてないんだもんね。んふっ‥‥葉っぱしか」

千早「今の時代、馬でももっと色々食べてるわよ。何かないのかしら」

伊織「お菓子とか探すより、何か食べに行きましょうよ」

響「ん? 帰ったら何か用意してくれてるんじゃないの?」

伊織「今ちょっと、うち、てんやわんやなのよ。アレが流行っちゃって」

真「アレ? あ、インフルエンザかな。今の時期だとちょっと遅いけど」

千早「大変じゃない。水瀬さんも気をつけないといけないわね」

伊織「違うわよ。アレよ。アレ。えーと、なんだったかしら‥‥あ、マインクラフト」

響「んふっ! えっ?」

伊織「なんか、うちで働いてる人間の間で妙に流行ってて。今日なんてもう、2人しかいないから」

真「ゲームやりたくて仕事休んでるんだ」

伊織「コックなんて、1人もいないっていうね。朝も、歩いてきたし」

響「すごいね」


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