74:名無しNIPPER[saga]
2017/06/18(日) 18:46:55.99 ID:oprjNj9s0
「けど…それじゃあ…硝子はどうやって授業を学んでいたの…?」
「その答えはこれです。次の動画を見てください。」
それから次の動画を見るとようやく竹内はある指示を出した。
『おい植野、西宮に今どこまで進んでいるのか教えてやれ。』
『チッ…ほら…教科書10Pのここ…わかる…?ちがう!そこじゃなくてここ!』
竹内の指示で硝子の近くにいた植野が忌々しく舌打ちしながら内容を教えていた。
不機嫌に無作法で教える植野。
だがそれでも難聴の硝子には理解させるのが難しく手間が掛かりきりだった。
その間に授業は容赦なく進んでいった。
これでは植野は授業の内容を聞きそびれて遅れてしまう。
だが教師から命じられた以上は嫌でもこの役割を行わなくてはならない。
そのため植野は硝子を容赦なく憎たらしげに睨みつけた。
そんな植野に対して硝子は申し訳なく頭を下げるのみ…
これでは硝子がクラスで孤立していっても無理はなかった。
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