50:名無しNIPPER[saga]
2017/06/16(金) 23:02:12.40 ID:tEL3Ffkj0
喜多「竹内先生…あなた…なんてことを…」
校長「キミは自分が何をやったのかわかっているのか!」
そんな右京の推理をこれまで黙って聞いていた校長と喜多は竹内に対して怒りを顕にした。
これが教職の携わる者がやることかと!
しかし竹内はまるで開き直るかのように二人の前でこう告げた。
竹内「俺だけが悪いとでも言いたいんですか。
ちがうでしょ。そうじゃないですよね。
立場が違えば他の教師だって同じことをしましたよ!」
喜多「ふざけたことを言わないでください!誰が児童を貶めたりするものですか!」
「いいや、断言できますよ。
この学校には障害児を教育する体制なんて整ってないんですからね。」
竹内は呆れるように言ったがそれは事実だった。
この学校は普通学級であり障害児への教育を行う体制は整っていない。
つまり硝子のような難聴の児童に対する個別の指導など行われていなかった。
それなのに何故障害のある硝子を受け入れなければならなかったのか。
こんな障害児を安易に受け入れた学校側にこそ問題があるはずだ。
自分はその貧乏くじを引いてしまった。そう全員の前で告げた。
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