右京「聲の形?」
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48:名無しNIPPER[saga]
2017/06/16(金) 22:54:36.79 ID:tEL3Ffkj0


「竹内さん、あなたもまたこのクラスの児童たちと同じく硝子さんを疎んでいましたね。」


「馬鹿な…俺は教師だぞ…そんなこと決してありえない…」


「いえ、むしろ担任教師だからこそですよ。
石田くんから聞きましたがこの学校では合唱コンクールがあったらしいですね。
そのコンクールで6年2組は散々な結果に終わったと聞きました。
あの時から誰もが足を引っ張った硝子さんをイジメるようになった。これは事実ですね。」


確かに合唱コンクールでこの6年2組の評価は最悪だった。

しかしそれが担任教師の竹内が硝子を貶めることとどう繋がるのか?


「言葉が悪いですが障害を患っている以上、硝子さんはこのクラスではお荷物の扱いです。
そんな児童を抱えていては担任教師である竹内先生の負担は大きくなるのは明らかだった。
児童たちは現在小学6年生、
小学校生活も残り一年ですがそれまでこの先も何のトラブルも起きないとは言い難い。
あなたは今後も硝子さん絡みの厄介事が起こると危惧していた。
ですがそんな矢先、石田くんたちクラスの児童たちがイジメを行うようになった。
その行動を目撃してあなたはこう思った。
このイジメがエスカレートすれば
やがては保護者にも知れ渡り硝子さんはイジメを苦にして学校を去ることになると…」


先ほど西宮家で聞いた石田の証言通りなら

竹内は間違いなく硝子のイジメを把握していたはず。

それを知りながら黙認していたことを踏まえると

つまり硝子をこの学校から追い出すために竹内は敢えて何もしなかったことになる。

だが我慢の限界だったのか物の弾みか

竹内も硝子の補聴器を子供たちのいないところで傷つけていたようだ。




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