42:名無しNIPPER[saga]
2017/06/16(金) 22:41:13.22 ID:tEL3Ffkj0
「なるほど、石田くんが硝子さんに対してイジメを行ったことは
クラス全員が把握しているわけですね。
それではみなさんにお聞きしますよ。
そこまで知っていながら何故誰も石田くんのイジメを止めようとしなかったのですか?」
右京からの質問に先程まで騒いでいたクラス全員がピタッと黙り込んだ。
何故クラスの全員が石田による硝子イジメが行われていたのを知っていたのに
それを止めなかったのかと?
そのことを聞かれて硝子と石田以外の児童たちは険しい顔になった。
それもそうだ。自分たちがイジメを行ったことを疑われているのだから…
右京「つまりこのクラス全員が硝子さんを虐めていたということですね。」
竹内「待ってください!
それでも石田が一番悪いのは事実ですよ!補聴器を壊したんですから!」
確かに補聴器を壊したのは石田であることは間違いない。
その事実を石田自身も認めている。
だが右京がこのクラスに抱く疑惑はそれだけではなかった。
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