32:名無しNIPPER[saga]
2017/06/15(木) 00:43:20.71 ID:mk939Gpx0
「もしもし、杉下さんですか。実は調べた結果なんですけど…」
「そうですか。やはり…」
何やら神戸に調べごとをさせていた右京。
それは右京が予想していた通りの結果らしい。
「それでどうしますか。僕もそっちへ合流した方がいいですか?」
「お願いします。まあその頃には大体のことが終わっているでしょうけどねぇ。」
クラスの様子を伺いながらそんなことを告げる右京。
恐らく神戸が合流するまで待っていればLHRは終了して
今回の一件は石田にすべての責任があるという形で解決してしまう。
そうなれば手遅れになってしまうからだ。
そのため右京はこれより単身でクラスに乗り込もうとするのだが…
「わかりました。けど今回の件ですが…下手したらまずいんじゃないですか…?」
「それはどういう意味ですか。」
「最悪の事態を想定するならそのクラスは崩壊してしまう可能性すらありますよ。」
「確かにその可能性は高いですね。
しかしこのまま真実を伝えずにいるというのも問題がありますよ。」
今回の一件を暴くということは最悪の場合は硝子たち6年2組の学級崩壊が起こりうる。
そう危惧する神戸だがそれでも真実を伝えようとする右京。
だが神戸が危惧するのはそれだけではなかった。
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