31:名無しNIPPER[saga]
2017/06/15(木) 00:40:43.78 ID:mk939Gpx0
それから授業も終わりLHRの時間がやってきた。
6年2組のクラスには校長先生と音楽教師の喜多先生。
その他に二人の成人女性が姿を見せた。
それは先ほど出会った硝子の母親である西宮八重子。
もう一人は金髪の女性。
石田に話しかけていることから恐らくは石田の母親である石田美也子だ。
美也子「この度は息子の将也が取り返しのつかないことをして申し訳ありませんでした…」
クラスに駆け込むと同時にまるで土下座をするかの勢いで八重子に謝る美也子。
しかしそんな誠意ある謝罪をしたところで八重子は何の素振りも見せない。
教師たちも同様だ。
今の謝罪を見ても我関せずの態度を取る竹内。
未だに状況を把握できずにいる校長に居た堪れない喜多。
クラスメイトたちもこうなったのは当然の報いだと関係ないフリをしていた。
「そんな謝罪なんてどうでもいいです。
さっさとお金を支払ってもらえますか。うちも暇ではないんですよ。」
謝罪はいい。早く損害金の支払いをしろと八重子はそう言ってのけた。
そんな八重子に従い持ってきたカバンから現金を取り出そうとする美也子
どうやらこれより損害金を渡そうとするようだ。
するとそこへ右京の携帯に神戸からの連絡が入った。
188Res/162.56 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20