146:名無しNIPPER[saga]
2017/06/23(金) 17:19:16.26 ID:3ai9I0vk0
「今回キミの愚行が何をもたらしたのか?それはクラスの学級崩壊ですよ。」
「学級崩壊って…そんな…」
「今回は担任教師である竹内先生が既にその責務を放棄していた。
さらにこんな事態にまで陥ったのだから当然その責任を取らされる。
恐らく近日中に彼は担任を解任させられるでしょう。」
「植野さん以外の6年2組の児童たちも同様です。
彼らは硝子さんとキミに殺人未遂を行った。これはもう子供の悪戯の限度を超えた犯罪。
しかし彼らは14歳未満の子供であり実刑が与えられることはない。
ですがここまで大事になったのです。
既に周囲の人間にはこの事実は伝わってしまっているはず。
近隣の人々にこの愚行が伝わればこの街で生きていけますか?
きっとこの街を出て行かざるを得ない子もいますよ。」
「それに硝子さんもです。
恐らくですが彼女も近日中に学校を転校しなければならないはず。
この子には何の非もないのにそうなった原因はなんですか?
キミがくだらないイジメを行ったからじゃありませんか。」
右京からの説明で石田は自分の悪戯が何をもたらしたのかようやく理解できた。
まさかここまで大事になるなんて…
最初は些細な理由だった。いつもみんなの足を引っ張るだけの硝子を懲らしめようとした。
それが思いの外みんなにウケたので調子に乗ってしまった。
だがこんなことになるなんて思いもしなかった。
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