右京「聲の形?」
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125:名無しNIPPER[saga]
2017/06/22(木) 18:17:54.15 ID:5BVgz3rk0


『お母さんごめんなさい』


『頑張ったけど…もう無理…』


『私は…普通の子になれない…』


それが硝子の手話による訴えだった。

今の出来事で硝子の心は完全に傷ついてしまった。

先ほどの右京と八重子の話し合いで自分が母の重荷であることを知った。

そのために屋上へ昇ってこれ以上みんなの迷惑にならないように自殺を決行した。

だがまさか自分がクラスの子たちから殺されるまで恨まれていたことを知り絶望した。

これ以上この学校には居られない。それでもまた普通の学校に行くことなど出来ない。

行けば必ず同じ繰り返しが起きる。

それは自分がこの障害を抱えている限り一生付き纏うものだと改めて思い知らされた。

だからもう無理だ…自分は普通の子たちとやっていくことなど出来ない…

それが硝子の出した結論だった。


「西宮さん、これが娘さんの意思です。これ以上無理をさせれば今度こそこの子は…」


「そんな…どうしてよ…娘を普通の子として育てるのがどうしていけないことなのよ…」


「娘さんを普通の子として育てたい気持ちはわかります。
ですがそれはあなたの願望であり硝子さんが望んだことではなかった。
唯それだけのことなんですよ。」


八重子がどれだけ硝子に普通を求めようとしても

難聴である硝子と周囲の子供たちはそれに理解を示さなければ無意味だ。

こんな事態になってそのことがようやく理解できた八重子。

そんな中、パトカーのサイレンが聞こえてきた。

右京の指示を受けて神戸が岐阜県警の応援を要請していた。




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