108:名無しNIPPER[saga]
2017/06/22(木) 17:55:30.06 ID:5BVgz3rk0
「やめろ西宮…ちがう…そうじゃない…」
「お前は何も悪くない…」
「本当に悪いのは…」
それはまさに懺悔だった。
硝子をここまで追い詰めたのは石田が行ったイジメが原因。
だからこそ本当に悪いのは自分であると告げようとした。
しかし耳の聞こえない硝子に石田の声は届かない。
こんなにも近しい距離にいるのに二人はお互いの声が届かずにいた。
「キャァァァッ!?」
だが悩んでいる暇はなかった。
硝子は足元を滑らして屋上から落っこちてしまう。
188Res/162.56 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20