55:名無しNIPPER[sage]
2017/06/18(日) 16:40:42.61 ID:GZJrk8mGo
家族関係や生い立ちによると思う
56: ◆2mwK9kDO1Y[saga]
2017/06/18(日) 19:23:50.09 ID:J/H7nJkR0
次の日、僕はいつものように出勤しました
行ってきます、と言っても、返事は帰ってきません
57: ◆2mwK9kDO1Y[saga]
2017/06/18(日) 19:25:04.13 ID:J/H7nJkR0
いわれたとおり、僕は社員食堂へと向かいます
手には、コンビニで購入した炭水化物の入っているビニール袋を提げています
58: ◆2mwK9kDO1Y[saga]
2017/06/18(日) 19:26:25.14 ID:J/H7nJkR0
8分ほどでビニール袋を空にして、デスクへと戻ります
全員が食堂ないし外食へ出ていったらしく、フロアには僕以外、誰の気配もありません
59: ◆2mwK9kDO1Y[saga]
2017/06/18(日) 19:27:33.38 ID:J/H7nJkR0
0時を過ぎて、ようやくマンションに戻った僕は、静かに鍵を回し、ゆっくりと扉を開きます
扉を閉めてから、既に彼女はいないのだ、と我に返ります
60: ◆2mwK9kDO1Y[saga]
2017/06/18(日) 19:28:43.83 ID:J/H7nJkR0
「……どういうこと?」
「私の仕事を、減らしてはもらえないでしょうか」
61: ◆2mwK9kDO1Y[saga]
2017/06/18(日) 19:29:25.31 ID:J/H7nJkR0
「いやー、よくやったなあフジミヤ」
「そう……かな?」
62: ◆2mwK9kDO1Y[saga]
2017/06/18(日) 19:30:00.20 ID:J/H7nJkR0
素直に、コクリと頷きます
「そっかー、羨ましいねえ」
63: ◆2mwK9kDO1Y[saga]
2017/06/18(日) 19:30:49.80 ID:J/H7nJkR0
僕らの飲み会は、3次会まで続きました
僕が同期だけで飲みに行ったのは、初めてのことでした
64: ◆2mwK9kDO1Y[saga]
2017/06/18(日) 19:31:31.11 ID:J/H7nJkR0
どうして妻は、僕に一度たりとも腹を立てなかったのでしょう
どうして僕は、妻の愛を愛であると信じて疑わなかったのでしょう
65: ◆2mwK9kDO1Y[saga]
2017/06/18(日) 19:33:12.86 ID:J/H7nJkR0
「やあ、よく来たね」
「お邪魔します」
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