【ミリマス】春香「まさかの時のアイドル裁判!」
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9: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/06/08(木) 05:19:36.41 ID:qcNmfppi0
「……よし。縛れ」
春香の命令を受けるやいなや、海美と翼が座っていた琴葉を立ち上がらせる。
10: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/06/08(木) 05:20:59.01 ID:qcNmfppi0
『この話は全く酷い! パロディにもなっていなければ
面白くもなんともない、実に中身のないくだらん話だ。
きっとこのスレを建てた人間は他人の褌を借りねば
11: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/06/08(木) 05:22:20.23 ID:qcNmfppi0
差出人は『一介の二次創作作者』様。
それではお話変わってここは劇場楽屋室。もちろん舞台の、セットの方の。
12: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/06/08(木) 05:23:49.11 ID:qcNmfppi0
刹那! 聞き慣れたシンバル音と共に舞台へ現れる春香たち!
最高のキメ顔を客席に向け、リーダーである春香が言う。
13: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/06/08(木) 05:25:21.06 ID:qcNmfppi0
「姫としての思想、言葉遣い、信念と行為……この四つ」
「それはつまり……何が言いたいのです?」
14: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/06/08(木) 05:26:29.28 ID:qcNmfppi0
思わず大きな声を上げ、春香が「分かった。シラを切りとおす気ね」と腕を組んだ。
そうしてやれやれと首を振ると。
「海美ちゃん、まつりちゃんをクッションの刑に」
15: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/06/08(木) 05:27:53.44 ID:qcNmfppi0
途端、翼の顔が驚きと恐怖に満たされた。
信じられないといった風に目を見開き、口をわななかせて復唱する。
「安楽椅子!?」
16: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/06/08(木) 05:28:45.08 ID:qcNmfppi0
春香の提案に、海美と翼が無言でうなずく。
すると春香は先ほどまでとは打って変わった猫撫で声で「告白せよ、告白して」と詰問を再開した。
17: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/06/08(木) 05:29:59.80 ID:qcNmfppi0
『女の子同士で告白告白と言い合うなんて、なんて破廉恥な作品でしょう。
安易に少女同士を絡ませて、読者の受けを狙おうとする姿勢が低俗なうえにありきたり。
その上女性差別です――提案します。
18: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/06/08(木) 05:32:08.01 ID:qcNmfppi0
暗転。舞台の照明が再び灯った時、そこには椅子に座る志保が。
彼女は舞台が始まる時と同じように、台本に目を通しながら呟いた。
19: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/06/08(木) 05:33:50.11 ID:qcNmfppi0
===
と、いうわけでお話は全て終わっておしまいです。
正義春香さんのイラストを見た瞬間、余りのカッコよさにこれは何か書かねばと。
で、非常に有名なスケッチのパロディにもならないパロディを。
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