日菜「あたしのお姉ちゃん」
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72:名無しNIPPER[saga]
2017/06/09(金) 19:55:29.37 ID:YrwqVrym0

日菜の残していった言葉が、残響のように頭の中で響いていた。

日菜があんなふうに感じているなんて…思いもよらなかった。

小学校ではいつもクラスの中心だった日菜。

しかし中学に上がって、皆が自他の違いを強く意識するようになれば、日菜のような存在はどのように映るであろうか?


答えは簡単だった


他ならぬ私自身が、日菜の一番近くで妹をそのように見つめていたからだ。




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