73:名無しNIPPER[saga]
2017/06/09(金) 19:57:15.65 ID:YrwqVrym0
私は、どこかで常に日菜のことを恐れていた。
私がギターを始めたことだってとどのつまりは、日菜に対する劣等感の呪縛から逃れようとしてのことだった。
あの子はもしかしたら、私たちがあの子のことを“特別”と認識したそのときから、ずっと一人ぼっちだったのかもしれない…。
「あーらっ、ここは紗夜のお部屋だったかしら?」
「お母さん…」
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