20:名無しNIPPER[sage saga]
2017/06/07(水) 19:22:57.56 ID:kY3njlh00
期待してる、支援
i.imgur.com
お姉ちゃん大好き努力知らずの天才、
21:名無しNIPPER[saga]
2017/06/08(木) 03:21:35.40 ID:HDDjVf7S0
>>20
支援ありがとうございますm(_ _)m
では、このまま続けさせていただきます。
22:名無しNIPPER[saga]
2017/06/08(木) 15:07:03.82 ID:HDDjVf7S0
それでは続きいきます。
第2部では第1部の出来事を紗夜目線で綴ったものになります。
23:名無しNIPPER[saga]
2017/06/08(木) 15:08:08.90 ID:HDDjVf7S0
私には双子の妹がいます。
私たちは容姿こそ似ていましたが、内面や性質といった部分では全くの別物、あるいは真逆であったと言っても過言ではないかも知れません。
24:名無しNIPPER[saga]
2017/06/08(木) 15:09:07.67 ID:HDDjVf7S0
加えて彼女には天賦の才というものがありました。
何をやっても人並み以上
25:名無しNIPPER[saga]
2017/06/08(木) 15:11:40.41 ID:HDDjVf7S0
私たち姉妹は、小学校4年のクラス替えのときまで、ほぼ全ての時間を共有していました。
もっと正確にいうと、小学校3年に上がった頃まででしょうか。
26:名無しNIPPER[saga]
2017/06/08(木) 15:13:32.35 ID:HDDjVf7S0
そんなあるとき、ずっと一緒に遊んでいた友達にこう言われました。
「あれっ? 今日は日菜ちゃん来ないの?」
27:名無しNIPPER[saga]
2017/06/08(木) 15:15:53.09 ID:HDDjVf7S0
子どもというのは残酷なものですね。
どうやら、私というのはその子たちにとって、人気者な日菜のおまけ程度だったということなのでした。
28:名無しNIPPER[saga]
2017/06/08(木) 15:31:13.02 ID:HDDjVf7S0
私たちは、傍目から見てもとても仲の良い姉妹だったと思います。
それはハリボテではなく、私と日菜の間には確かな絆がありました。
29:名無しNIPPER[saga]
2017/06/08(木) 15:35:27.82 ID:HDDjVf7S0
日菜はそんな私をとても慕ってくれていました。
「お姉ちゃんっ、お姉ちゃんっ」と後ろをくっついてきて、私を頼ってくれる妹が可愛くないはずもありませんでした。
30:名無しNIPPER[saga]
2017/06/08(木) 20:04:59.42 ID:HDDjVf7S0
日菜は何もしなくてもテストの成績は良かったのですが、やりたくないことはとことんやりたがらなかったので、遊ぶのに夢中になって宿題を忘れることもしばしばでした。
それを見かねた母が、あるとき私たちにこう言いました。
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