曜「梨子ちゃん、怒るわけないよ」
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120:名無しNIPPER[saga]
2017/06/18(日) 20:28:46.01 ID:cFEzUClWO
曜ちゃん家は冷房が効いていて涼しかった。
入っていた力がちょっと抜ける。

「お腹空いた?」

曜ちゃんに聞いた。

「うん」

頷いて、お腹をさする。

「さっきからお腹の悲鳴がやばいであります」

「それは、大変ね」

「そっ、さーて、私は何を手伝おうか」

曜ちゃんが腕をまくる。

「あ、ごめんね。手伝う事ないの」

ごそごそと、袋から具材を並べていく。

「ええっ」

「曜ちゃん、そこに座ってテレビ見てて。道具の場所分からなかったら聞くね」

「梨子ちゃん、そんな」

「いいから。私が作ってあげたいの」

「う〜、じゃあお言葉に甘えるよ?」

「どうぞ、どうぞ」

だって、陽ちゃんと至近距離で料理なんて、集中できないに決まってる。



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