恵美「あの人と、結婚した。」
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53: ◆T4kibqjt.s[saga]
2017/06/23(金) 01:26:48.86 ID:nE0G2m1V0
『……………………』

沈黙の中、アタシの啜り泣く声だけが部屋に響いていた。押し黙るPは、今何を思ってるんだろう。知る為にはアタシの全てを知って貰うしかない。

そう頭で考える前に、口が勝手に動いていた。

「……………Pが居ないだけなのに、世界から太陽が無くなったみたいに目の前が真っ暗になって…心にはおっきな風穴が空いたみたいで…そこに吹いてくる風はすっごく冷たくて、寒くて凍えそうだった…」

『…っ!……』

「ずっと悲しくて、何をするにもPの事が頭を離れなくて…涙がぁ…ふっ…ぐ…止まらなくて…」


「ずっとPに…会いたかった……!」

もうだめ。なにもかも、とまらない。

これだけは、我慢しなきゃいけないのに。

とまらない。


「はやぐ…がえっでぎでよぉっ…!ひとりはやだぁ…!Pにぎゅってしてほしいの…うぅっ…あぁぁん…!」





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