【デレマス時代劇】メアリー・コクラン「トゥルーレリジョン」
1- 20
24:名無しNIPPER[saga]
2017/06/06(火) 13:11:54.60 ID:1yBFooTu0

 それから長屋に戻ると、

 東郷は火鉢を焚いて、メアリーの服を乾かしてくれた。

 そして代わりに、隣の家族から着物を借りてきた。

 「ナンデ、服を貸してくれるノ?」

 メアリーには不思議だった。

 自分が濡れたことと、隣の家族には何の関係もない。

 それなのに何故、服を貸してくれるのか。

 「メアリーが可愛いからだよ」

 東郷は自分が金を払ったことは伝えなかった。

 メアリーは、それもソウネ、と笑った。

 彼女は長屋暮らしに染まりつつあった。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
82Res/29.30 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice