4:名無しNIPPER[sage]
2017/05/31(水) 21:07:43.98 ID:k4J2UGZx0
すみれ「ほら、これでも飲んで元気出して」
青島「おっ!サンキュー!」
すっかりしょげてしまった青島にすみれはコーヒーを淹れてくれた。お礼を言って受け取る。
こんな気配りを彼女は忘れない。
先ほどの憤りなどすっかり忘れたように、刑事課に置かれたコーヒーメーカーから抽出されたそれに舌鼓を打つ彼。まるで子供みたいだ。
そんな青島を手のかかる子供の様に見つめていたすみれは、不公平にならないように和久さんにもコーヒーを差し入れ、そしてついでに自分の分も淹れて、美味そうにゴクリと飲んだ。
緒方「俺の分は淹れてくれないんですね……」
その様子を物欲しげに見つめる緒方薫。
まだまだ刑事になって日の浅い彼が恩田刑事のコーヒーにありつける道理はなく、仕方なく自分で淹れて飲む。苦さが目にしみる。
真下「やあやあ皆さん!揃ってますね!今日も1日、頑張りましょー!!」
そんな折、ヘラヘラと満面の笑みを携えて、湾岸署の新署長である真下正義が刑事課を訪れた。
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