27:名無しNIPPER[sage]
2017/05/31(水) 22:11:32.46 ID:k4J2UGZx0
真下「素晴らしい!素晴らしい脱糞でした!先輩もなかなか良かったですよ。あなた方の上司であることを、僕は誇りに思います」
ひとしきり笑った後、真下は部下を労った。
慈しむような表情を浮かべて、青島とすみれを褒め称える彼は、もしかしたらそう悪くない上司なのかもしれない。それでも、認めない。
青島「……上司?」
真下「ええ、次のボーナスは期待して下さい」
真下は偉そうにこちらを査定していた。
だが、こんな奴を、認める訳には、いかない。
青島「……お前が、俺の上司だって?」
真下「そうですよ。僕が先輩の上司です」
違う。断じて、違う。
上司が部下を選べて、部下が上司を選べないなど、ナンセンスにも程がある。
従う上司は、自分で決める。
それが、縦割り社会を生き抜く上での極意だ。
青島「お前は上司じゃない。ただの変態だ」
真下「へえ?では、誰があなたの上司だと?」
そんなことは決まっている。
青島にとって、付き従う上司はただ1人。
青島「……てなわけで、真下正義を逮捕します。よろしいですね……室井さん?」
室井『青島確保だァァァァァアアア!!!!』
懐に忍ばせた無線を介し、室井の絶叫が響き渡った。その命令を受け、真下正義を逮捕した。
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