26:名無しNIPPER[sage]
2017/05/31(水) 22:09:58.62 ID:k4J2UGZx0
青島「お前のせいでどれほどの人が辛い目に遭ったと思ってるんだ!!」
真下「僕は愉しかったですよ。とっても、ね」
青島の糾弾は、真下には届かない。
あまりに価値観が違い過ぎていた。
真下「それより青島さん、いいんですか?」
唐突な問いかけ。何を指しているか不明だ。
話を逸らすつもりだろうかと訝しむ青島に、真下は心底愉快そうな笑みと共に言い放つ。
真下「すみれさん、今にも漏れそうですよ?」
その一言で振り返る。
するとそこには倒れ伏す、すみれの姿が。
青島「すみれさん!?」
真下「フハッ!」
狼狽する青島を嘲笑う、真下の不快な嗤い。
それに構わず、青島はすみれに駆け寄って抱き起す。彼女は今にも壊れてしまいそうだった。
すみれ「私が……漏らしても……」
すみれの荒い吐息に混じる願い。
掠れた彼女の声に、青島は耳を澄ませる。
小さな頭を掻き抱きながら、願いを聞く。
すみれ「あのバカを……逮捕して……」
青島「わかった……約束する」
その願いを受け取った瞬間。
すみれの身体から力が抜け、便の音が鳴り響く。
真下「フハハハハハハハハハハハッ!!!!」
それを聞いて高々と哄笑を響かせる真下。
青島の胸の内に秘める正義が、熱く燃えた。
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