青島「どうして署内でうんこが漏れるんだ!」
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20:名無しNIPPER[sage]
2017/05/31(水) 21:49:35.37 ID:k4J2UGZx0
すみれ「いや!離して!私じゃないっ!!」

公安「黙れ。大人しくしろ」

青島「待ってください!!」

手錠こそかけられてはいないが、大の男2人がすみれのか細い腕を掴んで、引きずっていく。
見逃すことなど、出来なかった。

室井「これはどういうことですか?」

丁度良いタイミングで、室井が現れた。
騒ぎを聞いて駆けつけたのだろう。
公安の連中に連行されるすみれを見て、目を見張って驚いていた。状況の説明を求める。
流石の公安部も、室井のような高級官僚を無視する訳にはいかず、渋々説明をした。

公安「一部の被害者が恩田刑事からコーヒーを受け取ったと証言している。そしてコーヒーメーカーから下剤の成分が検出された。物的証拠は出揃っている。言い逃れは出来ない」

室井「コーヒーメーカーから……?そんな情報はこちらに上がってきてはいませんが?」

公安「我々が鑑識課に働きかけて情報を封鎖した。恩田刑事の逃亡を防ぐ為だ」

公安部の男の言い分に、室井の頭に血が上る。
それは言外に、捜査会議で我々にわざと無能を演じさせ、被疑者を油断させたと言ってるようなものだ。捜査員達を何だと思っているのだ。

一方で、室井の頭脳は冷静に状況を整理する。
公安部の言っていることは、筋が通っていた。
状況証拠がすみれを犯人だと語っている。
しかし、それが本当に真実なのか……?

室井は何が真実か、判断しかねていた。


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