【ガルパン】大洗女子学園 農業科生徒による もう一つの戦い
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65: ◆OBrG.Nd2vU
2017/05/28(日) 15:13:12.53 ID:PK4z7V+n0

屠畜場へ向かう家畜運搬車を見送るのは、いつになっても慣れない。心が痛い。



以下略 AAS



66: ◆OBrG.Nd2vU
2017/05/28(日) 15:13:41.10 ID:PK4z7V+n0

「うーん、分娩兆候がないなぁ」


その日の夜、乾乳牛舎の中。
以下略 AAS



67: ◆OBrG.Nd2vU
2017/05/28(日) 15:14:13.09 ID:PK4z7V+n0

乾乳牛舎の外から、男の話声が聞こえた。

一人はあの文科省の職員の声だった。

以下略 AAS



68: ◆OBrG.Nd2vU
2017/05/28(日) 15:14:49.72 ID:PK4z7V+n0

小山小隊の3人は、牛と牛の間に身を隠して、息を潜めていた。

そして、男達の気配が消えたことを確認して、頭を突き合わせた。

以下略 AAS



69: ◆OBrG.Nd2vU
2017/05/28(日) 15:15:24.01 ID:PK4z7V+n0

「……くそう。なるほどね」

私の発言で、クロ先輩は何かに気付いたらしい。

以下略 AAS



70: ◆OBrG.Nd2vU
2017/05/28(日) 15:15:53.00 ID:PK4z7V+n0

「保険……ですか?」 聞き返すブラウンさん。


「そうだ。保険だ。浄化施設を稼働停止させると、当然、曝気槽も停まるよね。
以下略 AAS



71: ◆OBrG.Nd2vU
2017/05/28(日) 15:16:25.51 ID:PK4z7V+n0

「それと、ウチの学園艦は他と比べて規模が小さいのは知っているかな?

 他の学園艦とか、陸地の汚水処理場は曝気槽をいくつも持っているから、処理能力に余分があるんだろうけど、

以下略 AAS



72: ◆OBrG.Nd2vU
2017/05/28(日) 15:16:52.55 ID:PK4z7V+n0

「あと……学園艦に人が住んでいる間は、必ず汚水が出るよね。

 学園艦は人がいないと動かないんだから、その動いている間は、必ず汚水浄化システムも働くってことさ。

以下略 AAS



73: ◆OBrG.Nd2vU
2017/05/28(日) 15:17:30.78 ID:PK4z7V+n0

クロ先輩の言葉はまだまだ続く。

一つのヒントから、芋づる式に自身の考えを重ねていく。

以下略 AAS



74: ◆OBrG.Nd2vU
2017/05/28(日) 15:17:57.76 ID:PK4z7V+n0

「でも、すでに曝気槽内は、均衡が崩れる一歩手前のはずだと思う。

 そんな状態で、学園艦の汚水浄化システムが一度でもダウンしたら、もう復旧は難しいんじゃないかな?

以下略 AAS



75: ◆OBrG.Nd2vU
2017/05/28(日) 15:18:27.65 ID:PK4z7V+n0

絶句する私とブラウンさん。

腋に嫌な汗がダラダラと流れているのがわかる。

以下略 AAS



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