めぐみん「暇ですね」ゆんゆん「じゃあ短篇集するわよ!めぐみん!」
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12: ◆xW69XHZIXl2A[saga]
2017/05/27(土) 23:22:03.86 ID:9SuV7Hv10
バニル「実はこの商品、スイッチを入れるが最後、一生オフにできん。使用者の魔力を死ぬまで消費するという素晴らしく問題がある商品だということだ」

ゆんゆん「っ!?」

ウィズ「うぅぅぅ、あああああああああああ。ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!こんな商品を販売してごめんなさい!」

バニル「というわけで、年始早々、我輩たちは商品の回収、返金にお詫びのお金で大赤字に。そしてそこの店主は大量の魔道具の破壊を行ったせいで腹ペコ店主になってしまったわけだ」

ウィズ「ああああああああ」

ゆんゆん「ウィズさんばかりが責められるのはおかしいです!私も……私がすぐに気付けば!」

バニル「そうだな。あんなに自信満々で『バニルさん、これは売れますよ』と、キリリッとした表情で言ってきた店主を信じた我輩のせいでもある。店主よ、気にするな。誰でも一つくらい失敗はするものだ。我輩も今回は無能店主を信じるという失敗をしたから気にするな。まぁ、汝はもう数えきれないくらいの失敗を−−−−」

ウィズ「そうですね!」

バニル「ん?」

ウィズ「そうですよ!一回、たかが一回の失敗じゃないですか。長く生きていれば何回も失敗することもありますよね。私思いつきました!今回のお詫びとしてこの爆発ポーションを皆さんにお配りしてきます。もちろん防犯の為です」

ゆんゆん「……?」

ウィズ「ゆんゆんさん、もし家に泥棒が入ったとして、この爆発ポーションを開けたらどうなると思います?」

ゆんゆん「え、えーと」

ウィズ「そう、泥棒はびっくりして逃げ−−」

バニル「家が木っ端微塵になくなるな」

ウィズ「……ぁ」

バニル「汝は疲れているのだ。もう余計な事はせず休むが吉。何なら千年ほど眠りについてもいいのだぞ?」

ウィズ「嫌ですよ。それより、私、もう一度謝ってこようと思います。今回は人命がかかった危険な商品。お詫びのお金だけじゃ私の申し訳ないという心は晴れません。もう一度皆さんに謝らないと!」

バニル「そうか……。あまり無理はするなよ」

ウィズ「はい!」


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