19:名無しNIPPER[sage]
2017/05/26(金) 19:27:41.28 ID:CAU4KMeYo
「ぴ……」
恐る恐ると言った様子で、まゆがケージの外へ踏み出した。
それからぱたたたた、と音がしそうな足取りでテーブルの端までやって来る。
「ぴー、さん」
両手をこちらに差し出した。いいともいいとも、抱っこしてやろうじゃないか。
俺はまゆを持ち上げると、そのまま布団に潜り込んだ。
枕の横に転がして、俺は大きく欠伸する。
「寝る」
「ぴー」
二度寝だ、休みなんだもの。
まゆへの罰はいびきの刑。そのうるささに、睡眠不足で悩むがいいわ。
頬に寄り添うまゆの温もりを感じながら、俺は再び眠りに落ちた。
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