66:名無しNIPPER[saga]
2017/06/05(月) 00:34:54.15 ID:EBR7AWN40
長門「島風、私は謝らなければならない。『 最速 』の意味を私は軽く考えていた。」
長門「そう!最速ならばきっと。」クゥ
長門は思い返す、今までの幾多の大規模作戦において低速だからと出撃を制限されてきた日々を。
その度に出撃をしていく仲間達を羨望と嫉妬の眼差しで見送ってきたこと。
国を護る、その決意を艦娘として生を受けてから改めて誓ったにも関わらず……。
長門は出撃できなかった。
長門「島風、最速の極意、教えて貰えるか……。」グシュ
喉奥から搾り出すように発せられた声には嗚咽が混じっていたように聞こえたが島風は長門の名誉のために聞かなかった事にした。
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