67:名無しNIPPER[saga]
2017/06/05(月) 00:36:30.39 ID:EBR7AWN40
明けて翌日
島風「えへへ。えっとね。最速になるとこんな事が出来る様になるよ!」
水上を駆ける島風。
波の上を自在に走る島風。
そして、波の頂上を走り続けくるりと波の上で一回転、あっと言う間に小さくなっていった。
長門「すばやい動き、いや、それとバランス感覚そのものも重要そうだな。」
長門が島風の動きを観察し分析し終えたくらいに沖でUターンした島風が帰ってくる。
島風「見た見た!?これが最速!」
長門の周りをドヤ顔で飛び跳ねる島風。
長門「ふむ。では私も始動してみるか。」
最速にするため缶とタービンを積んだ機関が唸りをあげる。
長門「うむ、なかなかの出力だ。みせて貰おうか!最速の世界とやらを!」
ゴウ!
長門の機関は今までにない速度を叩きだす。
鎮守府出撃用ドック付近岸壁
提督「時雨〜、見つけた?」双眼鏡ノゾキ
時雨「うん、見つけたよ。あそこ、物凄い勢いで長門さんが走ってる。」指サシ
提督「えっ、走ってるの?うわっ、すげぇ速い。」
時雨「うん、凄く早いね。」アゼン
明石から頼まれ、たまたま非番だった時雨と提督が遠方から観測していた長門は水上を腕組みしたまま文字通り走っていたという。
時雨「なんていうかね、前傾姿勢で物凄い勢いでステップ刻みながら走ってる。」
時雨「なのに頭がまったく上下動してないね。」
提督「長門すげぇなぁ。」
長門は島風との訓練で十傑衆走りを習得した。
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