12: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/17(水) 00:39:40.61 ID:UkMjGuaP0
文香「では、注文もいつものものでお願い出来ますか?」
卯月「はい、承りました」
13: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/17(水) 00:40:10.97 ID:UkMjGuaP0
注文を受けてから、少し経って。
卯月「お待たせいたしました。こちら、オリジナルブレンドです」
14: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/17(水) 00:41:10.82 ID:UkMjGuaP0
卯月「ごゆっくりどうぞ」
文香「はい、そうさせていただきます」
15: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/17(水) 02:06:14.39 ID:UkMjGuaP0
《ぺらり…………ぺらり…………》
店内には、文香さんが本のページを捲る音だけが響いています。
16: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/17(水) 02:07:34.46 ID:UkMjGuaP0
静寂に耐え切れず、私は凛ちゃんに話しかけました。
卯月「凛ちゃん」
17: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/17(水) 02:08:48.26 ID:UkMjGuaP0
…………やっぱり耐えられません。
目をうるうるさせて、凛ちゃんにもう一度お願いしてみます。
18: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/17(水) 02:10:22.57 ID:UkMjGuaP0
……あれ? そういえば、本を捲る音が聞こえなくなったような。
19: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/17(水) 02:11:41.19 ID:UkMjGuaP0
卯月「文香さん、本を読み終わったんですか?」
文香「はい。このお店はいつも静かですから、読書がとても捗ります」
20: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/17(水) 02:13:52.55 ID:UkMjGuaP0
文香「このお店にいると、落ち着くと言いますか……心が、安らぐんです」
卯月「安らぐ……」
21: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/17(水) 02:32:43.47 ID:UkMjGuaP0
卯月の母親への呼称がアニメ版だとママだということに今気付きました
なので、訂正したの投下します
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