ハルヒ「古泉くんの子どもだったらあんな放蕩息子に育ってないわよ」
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名無しNIPPER
[saga]
2017/05/26(金) 21:58:49.64 ID:E8SB8aRMo
古泉「小坂、何をボーッとしているんだ。気を抜くんじゃない!」
柊さんの怒鳴り声でわたしは我に返った。
眼前にバスケットボールくらいの大きさの赤い光球が停止している。
日課となった閉鎖空間内での訓練。
ほんのわずかの間だが集中を欠いてしまった。
古泉「疲れが出ているようだが、体調管理は基本だぞ」
おじさんと柊さんとの間で何かしら話し合いがあったのかなかったのか分からないが、
このところ柊さんの鬼教官ぶりに拍車がかかっていた。
それはむしろ望むところだし、人知れず生命の危険がある役目を負う以上、
テスト期間中だから訓練はお休み、になどなるはずがない。
土台無理な条件だから、無理はしている。
しなければ、今まで平々凡々と生きてきた人間が戦うことなどできはしない。
とはいえ疲労は肉体に蓄積するもので、
ともすると立ったまま一瞬眠ってしまうこともあった。
戦いの最中で起こったことならと考えると叱咤されるのは当然のことである。
今は柊さんが様々な角度から放つ、火の玉を受け止める訓練をしていた。
受け止めるといっても直接手で触れるわけではない。
念の力で自分の手のひら近くに止めるのだ。
わたしはどうにか、これくらいはできるようになっていた。
自分から紅玉化や光球を出すことはできなくても、
味方が出した火球を受け取ることができれば、またパスしたり、
そのまま敵へ攻撃したりできる。
もちろん、受け損ねればやけどではすまない。
そして、実戦で使うときはもっと大きい火球を、
ハンドボールの試合の連係プレーのように、めまぐるしく交差させているらしい。
フェイントで来たパスに自分が命中しては笑い話にもならないのだ。
入学式の日の岡部先生の話をよく聞いてれば、と頭をかすめるときがあるが、
幽霊部員になるのがオチだと思うことにしている。
サキ「すみません、大丈夫です。いつもどおりです」
古泉「いつもどおりだと感じる日こそ、気を引き締めるべきだ。
そのいつもどおりが、一瞬で崩れる境に立っているんだと、
この場所では忘れないように」
柊さんにしてはやけに強調してるなと感じたが、実戦は最初の遭遇以来経験していない。
きっとそれだけの危険があるということなのだ。
サキ「はい。お願いします!」
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