ハルヒ「古泉くんの子どもだったらあんな放蕩息子に育ってないわよ」
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名無しNIPPER
[saga]
2017/05/24(水) 20:56:23.87 ID:vXVXQH+So
二人で貯めた資金がある程度になったころ、
父が店主の調剤薬局兼わたしと父が今二階に住んでいる店舗の話が、
おばさんと鶴屋さんから入ってきた。
鶴屋さんは地元の名家の当主で、
おばさんとは高校時代からの部活でのつきあいが続いている間柄だ。
なんでもその薬局の店主の方が高齢で、近々田舎に帰って隠居するとのこと。
そのためになるべく早く売れればいいなあ、と話していたのをおばさんが聞きつけ、
鶴屋さんにあれこれ相談し、うまく話を整えた上で持ってきてくれたのだ。
地域のことには隅々まで目の届く二人のお墨付きとなれば願ってもない話だったが、
ちょうどその頃母の妊娠が分かったばかりで、父は当初乗り気ではなかった。
しかし、千載一遇のチャンスを逃すべきでないという母の強い希望に折れて、決断した。
そしてわたしが生まれ、母は亡くなった。
母の死後、既に購入していた薬局の店舗兼住居を、
父はどうするべきか考えあぐねていたらしい。
それまでは母の実家、つまりわたしの祖母の元で暮らしていたし、
生まれたばかりのわたしのことを考えると、
わざわざ今の仕事を辞めて薬局を開業するなど、正直あきらめていたらしい。
しかし、そんな父に発破をかけたのがおばさんだった。
前からちょくちょく母の実家まで遊びにきていたおばさんとおじさんだたったが、
空いたままの店舗兼住居を売りに出すつもりだと話した父に、
わたしの祖母の前で、おばさんはこう言ったらしい。
ハルヒ「あんた佐々木さんとの夢をそんなに簡単にあきらめるつもりだったの!?
いい? 二人で決めた通りにやりなさい!
子どもなんてね、親が一生懸命まっすぐ生きてる背中を見てたらそう育つもんよ。
あんたが今まで佐々木さんと一緒にあたためてきた、
描いた夢まで失くしたら、佐々木さんはどうなっちゃうのよ!」
母がもしその場にいたら、わたしはちゃんと死んでますから現実的に考えて下さい、
と言うような気がしてならないが。
ともあれ、慌てる祖母に、この娘の面倒はあたしが見る!
……とまでおばさんは言い、
その流れの先に今の、わたし達がある。
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