ハルヒ「古泉くんの子どもだったらあんな放蕩息子に育ってないわよ」
↓
1-
覧
板
20
74
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/05/22(月) 21:07:13.42 ID:MYbWWDhUo
サキ「けど、世界が終わったら天蓋領域だって困るでしょう。
どういう思考回路してるんですか」
古泉「そう、謎だね。チキンレースを仕掛けてるのか分からないけど、
いずれにせよそういう戦略を取ってくるのは確かだ。
第一、涼宮さんの観測データを奪うのが目的で、
人類侵略はその手段に過ぎないんだ」
なんならわたしがさらわれて、おじさんやおばさんのことを連中に説明したっていい。
彼らがうんざりするほど聞かせてやる。
古泉「娘を持つ父親としてそれは賛成できないな。
それにしても、そもそも長門さんのデータを彼らは解読できるんだろうか。
……さて、君はどうする。
今ならまだ、全てを知らなかったときのようにとはいかないが、
草の根……つまり涼宮さんや七重ちゃんのそばにいて、
危険があればそれを我々に連絡する役につくこともできる。それだって重要な……」
サキ「何言ってるんですか。
やらなければいけないと分かってるなら、やるしかないでしょう。
戦わせてください」
柊さんはそれまでになく驚いた目でわたしを見たが、気を取り直したように、
古泉「……君がそのつもりなら、長門さんも君に何かと力を貸してくれるはずだよ。
情報統合思念体から機関に、標的の護衛に少しでも多くのTFEIを配備するため、
また、観測条件を整えるために、人類を保全してほしいという依頼が来ているから」
サキ「あきれた! わざわざ頼まれなくても、全部わたし達に切実なことばかりなのに」
古泉「お偉方の融通が利かないのは、どこも共通の事情らしくてね。
長門さんはもともと面倒見のいい人だけど、
建前があった方がやりやすいに違いないから。
統合思念体にとっては、観測の継続こそが切実な問題なんだろう。
長門さん達TFEI端末には、貴重な情報を教示してもらったり、
『機関』としてもお世話になっているから、
そういう浮世離れした感覚もあるのだと、尊重していかなくてはね」
長門さんも静かな表情をしていたけど、板ばさみで苦しいこともあるのかもしれないな。
古泉「聞き疲れしたろうし、君の考えを整理するためにも今夜はゆっくり……」
サキ「お気遣いありがとうございます! 大丈夫です! 失礼します!」
再び先ほどのドアから図書館内に戻ったわたしは、短く礼をするなり早足で歩きだした。
今のわたしには、閉鎖空間に侵入できる以外に、何も力がない。
訓練をもっと早く、多くこなせるようになって、
能力を使えるようになって、それから使いこなせるようにならなければ。
カウンターでレファレンスの相談に応じている長門さんにおじぎをすると、
わたしは自動ドアをくぐって駆け出した。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
153Res/200.98 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
書[5]
板[3]
1-[1]
l20
ハルヒ「古泉くんの子どもだったらあんな放蕩息子に育ってないわよ」-SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1494741419/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice