ハルヒ「古泉くんの子どもだったらあんな放蕩息子に育ってないわよ」
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67:名無しNIPPER[saga]
2017/05/22(月) 20:39:01.95 ID:MYbWWDhUo


サキ「何ですって!?」

声を荒らげるわたしに柊さんは落ち着いた口調で続ける。

古泉「安心してくれ。ここは我々にとっても彼らにとっても、
   最重要地点と言っていい場所であり、
   長門さん達、統合思念体のTFEIの中でも精鋭で固められている。
   何せ天蓋領域のターゲットである、
   七重ちゃんの両親と長門さんが全て揃っている地域だから」

サキ「おじさんまで!?
   それに長門さんも、どうしてそいつらに狙われなきゃいけないんですか?」

こちらが詰め寄っても、柊さんは注意深そうな表情をさらに、
慎重に考えるよう促すようにして言う。まどろっこしく感じる。

古泉「狙う理由については話の中で説明するよ。
   だが先ほどの接近は、彼らも誘拐が成功できると踏んでやったとは思えない。
   裏で進行している大きなことを隠すために、
   一時的に長門さん達TFEIの注意を、
   インターネット上から逸らすのが目的だったのかもしれない」

サキ「長門さん達も情報生命体の被害者が出ないように協力してくれてるんですか?」

知ることのできる限りの情報を全て聞いておきたい。

古泉「そのとおり。感染元になった起動データの削除や、
   ネット上のどこかに巧妙に隠され仕込まれた情報生命体の探索を、日夜行っている。
   情報生命体、と言ったけど、起源は情報統合思念体と同じなんだ。
   感染元を断つのは、専門家に集中してやってもらったほうがいいから。
   パソコンの操作はTFEIの中でも長門さんが一番上手いんだけど、
   彼女はここの司書の仕事があるから。
   実際の作業は他のTFEIがほとんど行って、
   長門さんや喜緑さんに報告する形らしい」

サキ「喜緑さん?」

初めて耳にする名前だ。

古泉「彼女もこの近辺に住んでるから、いずれ紹介できると思う」

サキ「分かりました。今隠したとか仕込んだって言いましたよね。
   もしかしてそれをやったのは……」

古泉「分かってきたね。そう、天蓋領域だ。
   この宇宙で滅亡したはずの情報生命体を、兵器として送り込んできている」

兵器……戦争……。

古泉「数か月以内に情報生命体の爆発的感染が引き起こされる兆候がある。
   それに乗じて彼らはきっとTFEIをつぎこんで、
   七重ちゃんの両親や長門さんを奪いにくる。
   それに対抗して統合思念体と機関の連合が、天蓋領域と情報生命体を迎え撃つ」


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