361: ◆GWARj2QOL2[saga]
2017/06/13(火) 21:24:06.08 ID:bEIt2fnzO
小此木「…」フー
鷹野「…貴方は、行かないの?」
小此木「…誰かは知りませんが、逃げられた以上ここの人間に知られちまったと思った方が良いでしょう。となりゃこっちも無傷じゃ済まねぇ」
鷹野「…」
小此木「万が一、億が一、一人でも誰かが三佐の前にやってきた時、誰が守るんです?」
鷹野「…自分の身くらいは…」
小此木「守れねぇから、そんな足になっちまったんでしょう?」
鷹野「…」
小此木「三佐の銃の腕が不思議なくらい下手くそっていうのは、俺達の常識ですぜ」
鷹野「…」
小此木「普通、百発撃ちゃ一発は当たる筈なんですがね。貴方のは掠りもしない」
鷹野「…どうしてかしら…」
小此木「訓練を一度もやらないから…ってだけじゃねえでしょう。…まあ三佐は前線に出ませんからどうでも良い事ですが」
鷹野「…」
小此木「それと、富竹ジロウですが…」
鷹野「分かってるわ。殺して頂戴」
小此木「…女っていうのは、ドライですねぇ…」
鷹野「…元々、そうじゃなかっただけよ」
小此木「そういう風には、見えませんが?」
鷹野「…」
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