チェイス「雛見沢…」
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282: ◆GWARj2QOL2[saga]
2017/06/06(火) 22:04:33.94 ID:tHBc7zmLO
レナ「…あのね?レナ達…初めは叔父さんが帰ってきたって聞いて、凄く不安だったんだ」

沙都子「…」

レナ「沙都子ちゃんがまたいじめられるんじゃないかって。もう学校に来ないんじゃないかって。ずっと思ってた」

沙都子「…」

レナ「…でもね、やめたんだ」

沙都子「?」

レナ「信じることにしたの。叔父さんを」

沙都子「…信じる…」

レナ「うん。圭一君がね?沙都子ちゃんの叔父さんを受け入れてあげないと、可哀想だって」

沙都子「…」

圭一「…俺だって、違うとこから来たんだし。でも…」

沙都子「…」

圭一「俺を受け入れてくれたこの雛見沢なら、きっと…って思って」

沙都子「…圭一さん…」

大石「…あー…ゴホン」

圭一「…」

大石「つまりは、こういうことですよ。北条さん」

沙都子「…?」

大石「…貴方の叔父を、信じてあげて下さい。そういうことですよ」

沙都子「…あ…」

大石「ええ。お兄さんを信じて待つように、叔父さんの事も信じて待ってあげるべきなんだということ、だと思いますよぉ?」

沙都子「…」

大石「話を聞くに、園崎家は北条鉄平にやり直す機会を与えてくれたんでしょうなぁ」

沙都子「…やり直す…。…あ…」

チェイス「…」

沙都子「…だから、あんな話を…」

レナ「…」

沙都子「…そう…ですの」

チェイス「お前が出来ることは、一つだ」

沙都子「…」

チェイス「二人が過去を清算し、そして帰ってきた時」

梨花「(…二人?)」

沙都子「…」

チェイス「笑顔で、迎え入れてやることだ」

沙都子「…ええ。そうですわね!」

梨花「…」


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