200: ◆GWARj2QOL2[saga]
2017/05/28(日) 21:51:27.09 ID:K1KRwxSGO
鷹野「さ。その子を連れてって。…バレないようにね?」
小此木「はいよ…あー…ン゛ン゛!ほいだら行って参りますわぁ。鷹野センセ」
リナ「…!!」
鷹野「あらぁ?その話し方、似合ってきたじゃない。小此木造園さん」
リナ「(小此木…造園…!)」
小此木「へっへへ。何年もいりゃあ、そら学習しますわ」
リナ「(伝えなきゃ…!誰かに伝えなきゃ…!)」
小此木「あん?おいおい…まさか逃げられると思ってんのか?」
リナ「(誰かに…伝えないと…!)」
小此木「…ったく、腕も塞いどくか」
リナ「(…そうだ…!確か…左之助とかいう礼奈ちゃんの担任…!)」
鷹野「あら?今更死ぬのが怖くなったの?」
リナ「(こいつら…!ヤバい…!!)」
鷹野「…そう」
リナ「(誰か…お願い…誰か!!)」
鷹野「…でもざぁんねん…」
リナ「(誰か…!!)」
鷹野「…貴方、もう終わりなのよ」
リナ「(助けて…!!)」
鷹野「小此木。あんまり暴れるようなら気絶させても構わないわ。多少なら大丈夫よ」
リナ「(助けて…!!!)」
小此木「…ま、女に手を上げるのは趣味じゃねえんですがね…」
鷹野「どうせ、殴られた痕跡も分からなくなるくらいになっちゃうんだから」
リナ「…!!」
小此木「はいよ。…じゃ、行くぞ」
リナ「…」
鷹野「…お達者でねぇ…あ。小此木?」
小此木「?」
鷹野「…あの人は、応えてくれた?」
小此木「…それが、まだなんですわ」
鷹野「…そう」
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