164: ◆GWARj2QOL2[saga]
2017/05/26(金) 21:29:59.60 ID:okCOm2oLO
「…娘はそれ以来、母親の話題を一切出すことはなく、私を慰めようと必死になっていました」
リナ「…」
「…妻も娘の事は諦めたのか、莫大な慰謝料を置いて、一方的に離婚届を渡してきましたよ」
リナ「!」
「…それで、逃げるように雛見沢に戻ってきました。全てを忘れたいと、願って…」
リナ「…」
「…それに、娘は…」
リナ「…ん?」
「…いえ、何でもありません…。申し訳ありません。いきなり変な話を…」
リナ「良いよぉ。そういうとこだもん。ここ」
「…貴方の聞き上手に、つい甘えてしまいました」
リナ「そう?…だったら嬉しいなぁ」
「…」
リナ「アタシで良かったらいくらでも聞くよ!愚痴でも何でも!」
「…はい」
リナ「今はまだヤル気も湧かないかもしれないけどさ、これからこれから!だからまた来てよ!いつでも良いからさ!」
「…はい」
リナ「アタシは間宮リナ!お客さんは?」
「…竜宮です」
リナ「カッコ良い苗字じゃーん!忘れないから!絶対!」
「…はい!」
…。
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