48: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/15(月) 20:00:25.07 ID:yDTGVauQ0
奈緒「……それもそっか。わざわざありがとな、美嘉」
加蓮「ありがとね、美嘉」
49: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/15(月) 20:02:05.89 ID:yDTGVauQ0
ここはお姉ちゃんとして、助け船を出さないとね。
アタシは凛を傍らに抱き寄せつつ、2人に告げた。
50: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/15(月) 20:03:04.32 ID:yDTGVauQ0
奈緒「り、凛が美嘉にされるがままだ……」
加蓮「え、どういうこと? 妹って何?」
51: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/15(月) 20:03:52.32 ID:yDTGVauQ0
中々手強いね、この2人。
2人の攻略に集中するため、アタシは一旦、凛のなでなでをストップした。
52: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/15(月) 20:04:29.32 ID:yDTGVauQ0
加蓮「だいたい私、今さら美嘉のこと姉だなんて思えないし」
美嘉「そう? アタシは加蓮のこと、今からでも妹って思えるんだけどな」
53: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/15(月) 20:05:12.21 ID:yDTGVauQ0
加蓮「て、ていうか、レッスンの後だから汗臭いでしょ! お願いだから離れてってば!」
美嘉「えー? 全然汗臭くなんかないって」
54: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/15(月) 20:05:56.40 ID:yDTGVauQ0
妹が頑張ったんだから、ちゃんと労ってあげないとね。
美嘉「いつも加蓮がすごく頑張ってるの、アタシ知ってるよ。偉いね、加蓮」
55: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/15(月) 20:06:27.43 ID:yDTGVauQ0
少し離れた所からは、奈緒ちゃんと凛がこっちを見ていた。
奈緒「か、加蓮が美嘉に身をゆだねてるぞ……」
56: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/15(月) 20:08:36.04 ID:yDTGVauQ0
美嘉「加蓮、今なんて?」
アタシが訊ねると、加蓮は恥ずかしそうに顔を逸らしつつ……。
57: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/15(月) 20:09:53.05 ID:yDTGVauQ0
しばらくそのまま加蓮を撫で続けていると……加蓮が急にアタシの方を振り向く。
加蓮「ねぇ、お姉ちゃん」
58: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/05/15(月) 20:10:21.65 ID:yDTGVauQ0
美嘉「奈緒ちゃん、覚悟はいい?」
奈緒「よくないっ! よ、よせ、美嘉! こ、こっち来るなぁっ!」
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