城ヶ崎美嘉「お姉ちゃんを目指して」
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157: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/08/01(火) 00:01:42.52 ID:0Brk0Qto0

アタシは疑問に思うも―――テーブルに乗っている食べかけのフラッペを見て、理解する。

なるほどね。フラッペを食べたせいで、頭がキーンってなってるんだ。
アイスクリーム頭痛って言うんだっけ?


美嘉「一気に食べるからそうなるんだって。もっと味わって食べなよ★」

奏「何の話してるの?」


恥ずかしいのか、とぼけてる。まったく、アタシの鋭い観察眼は誤魔化せないのに。

微笑ましい目で奏を見ていると―――その奏の隣にいる唯が、朗らかに笑った。


唯「美嘉ちゃんの妹愛は、もうとどまるとこを知らないよね〜☆」

美嘉「まーね、唯。愛情に限界なんてないから★」

唯「おっ、名言頂きました! そんな美嘉ちゃんにはイチゴフラッペを進呈〜♪ はい、あーん♪」

美嘉「あーん♪」


唯がスプーンを差し出してきたので、アタシは遠慮なく口にする。


唯「どうどう? イチゴ味もけっこーイケるでしょ〜?」

美嘉「んん〜♪ 確かにイケるね、これ★」


アタシの注文したレモンフラッペも美味しいけど、唯のイチゴフラッペも中々の味だ。




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