城ヶ崎美嘉「お姉ちゃんを目指して」
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156: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/08/01(火) 00:01:04.57 ID:0Brk0Qto0

美嘉「やっぱりさ……妹って最高だよね★」


視線を海から戻し、アタシはそう告げた。

未央たちの遊んでいる波打ち際から、少し離れた位置にある海の家。
その海側に面したテーブル席に、アタシを合わせた4人が座っている。

アタシたちも水着に着替えはしたけど、今はここで冷たいフラッペを食べながら、まったりとガールズトークに花を咲かせている最中。

そのガールズのうちの一人―――アタシの正面に座る奏が、なぜか呆れたような表情でこちらを見てきた。


奏「美嘉。あなた、シスコンにどんどん拍車がかかってきてない?」

美嘉「あ、分かっちゃう? 照れるな〜、もう」


アタシは照れ隠しに頬をかく。

まさに奏の言う通り。アタシの妹たちに対する愛情は、日に日に深まっていくばかりなのだ。

でもまさか、それを見抜かれるとは思わなかった。
なんて観察眼……侮りがたし、速水奏。


奏「おかしいわね、シスコンって褒め言葉だったかしら……?」


その奏が額に手を当てて、何かを呟いている。どうしたのだろう。




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