84: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/05/12(金) 01:48:44.91 ID:cHXotTvn0
「よし、どうだ!!」
_
(*゚∀゚)「ッヒュゥー!やるねぇレーベちゃあん!!」
前のめりに倒れ込んできたト級の巨体を避けながら、いつの間にか再び隊列から飛び出していたレーベは小さくガッツポーズをしている。手に持っている連装砲が小さく煙を上げているところを見ると、今の一撃はト級の懐に飛び込んだ彼女によるものなのだろう。
「プリンツ、今だ!!」
「う、うん!!」
レーベの合図に併せて全ての砲塔をト級に向ける。
至近距離、転倒して身動きがとっさに取れない相手、地上のため足場も安定。
これで外したら、私は恥ずかしさと情けなさのあまりBismarck姉様の胸に顔を押しつけて窒息死する事を選ぶ。
「Feuer!!」
『ガッ………』
4門、一斉射。砲撃は起き上がりかけていたト級の中央の頭を跡形もなく吹き飛ばし、両側ニ頭の凡そ半分ほどの面積を抉り取る。
ズンッ、と重い音を立てて再び崩れ落ちたト級は、そのまま完全に機能を停止した。
(;><)「敵艦の機能停止を確認───敵艦砲射撃、再び来るんです!!」
(;゚д゚ )「伏せろぉお!!」
……立て続けに2隻の敵艦を撃沈したっていうのに、深海棲艦の奴等は私たちに余韻に浸る僅かな暇すら与えてくれない。
ぬかるむ地面に身を伏せた私たちの前後、それぞれ20メートルも離れていない位置に飛翔音と共に砲弾が突き刺さる。
巨大な爆発。
降り注ぐ泥。
地面から身体に這い上ってくる震動。
………私の歯がやたらかちかち鳴っているのは、きっと地面が砲撃で揺れたせいだ、そうに違いない。
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